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犬にも、人にも優しい、島旅へ
三河湾に浮かぶ離島「日間賀島(ひまかじま)」。
高速船に乗って出かけるこの島は名古屋から約1時間で行ける、
近くて、でもゆったりと旅することができる観光スポットです。
実は愛犬Cくんは船に乗るのが大好き。
Cくんの持病が落ち着いたら、「日間賀島」へ行こうと、
家族で前々から計画していました。
そして4月。念願の島旅を実現することができました。
今回は愛犬とともに行く「日間賀島」への春旅をご紹介します。
犬にもやさしい「宿」にお世話になったので、そちらもあわせてお伝えしますね。
愛犬とのお出かけの参考になるとうれしいです。
※8か月後の12月、年の瀬にもう一度Cくんと一緒に冬の日間賀島を旅することができました。
今回は冬の日間賀島についても記事を追加しました。
愛犬と出かける日間賀島。
ゆったりとした島時間に癒されよう。
日間賀島ってどんなところ?
三河湾に浮かぶ離島「日間賀島」。
名古屋から一番近い島として知られ、タコとトラフグの名産地としても知られています。
島内にはタコ料理を楽しめるお店が沢山あり、10月から3月には旬を迎えるフグ料理も絶品です。
新鮮な海鮮を味わうのはもちろん、
島はゆっくり歩いても2時間という大きさなので、愛犬と一緒に歩く島散策もおススメ。
私たちは、比較的犬も海辺をお散歩しやすい春に出かけました。
*日間賀島観光協会
日間賀島観光ナビ【タコとフグの里海】日間賀島観光協会の公式サイト (himaka.net)
日間賀島へのアクセスは?
名古屋から日間賀島へアクセスするには、河和港か師崎港から高速船に乗船し、10分~20分で日間賀島に到着です。
船で島を訪れるなんて、ちょっとわくわくしますよね。
車で移動される方は、港に駐車して島へ向かう人が多いかと思いますが、私たちは、まず電車で名古屋駅から河和駅まで移動し、河和駅から出ているシャトルバスで港に向かいました。
そしてそこから乗船です。Cくんは新幹線にも何度か乗ったことがあるほど電車には慣れているので、今回もお出かけバックの中でおとなしくしてくれていました。
定期船はバックやケージ等に入っていれば、犬は無料で乗船できます。
(人間の運賃は、往路1420円で、復路は往復割引<一割引>で1300円でした。)
往路はとても天気がよく、デッキに座って、海を眺めながら船に揺られました。
Cくんも数年ぶりの船旅、きっと楽しい気持ちになってくれていたはず!と勝手に想像しています。
*名鉄海上観光船
名鉄海上観光船 (meikaijo.co.jp)
また船に乗りたいなー。楽しかったなー。
愛犬と巡る日間賀島spot
日間賀島は至るところに名産物の「タコ」に触れられるスポットがあります。
「タコ」を味わうだけでなく、目で楽しむこともできる島。
海風も気持ちよく、島民の方もとてもやさしくて。
もし行かれたらぜひ、わんちゃんと一緒にいろんなタコ・スポットに寄ってみてくださいね。
(※もちろん犬連れでない方も、とても楽しめますよ)
島カフェBarca
私たちが宿泊する犬宿泊OKの民宿「たかせ」さんは、日間賀島の東港の近くでした。
チェックインまで少し時間があったので、港近くの「島カフェBarca」さんで、早速タコ料理を頂くことにしました。外に屋根のついた席もあるので、犬連れでも安心。
全部美味しかったのですが、「タコの唐揚げ串」が特に美味しくてビールにぴったりでした!
*島カフェBarca
島カフェBarca【お食事】 | 南知多日間賀島「ちりめん・しらす・海産物」製造直売 | 丸幸有限会社 (marukou-himaka.co.jp)
まあいつもおいしいんですけど。笑
タコ壺
島散策をしていると、漁港や堤防のあたりにタコを採るタコ壺を見かけることができます。
タコは狭くて安全な穴ぐらを好む習性があるそうで、海から漁師さんが引き上げる時にも逃げるタコは滅多にいないんだそうです。
それぞれのタコ壺には漁師さんの名前が書かれているんだよ、と島の漁師さんが教えてくれました。
漁のあと、浜辺で宴会するのが楽しいと教えてくれた漁師さん。
とっても優しい方で、のんびりとした島時間を少しの間ご一緒させて頂きました。こうして島民の方とお話するのも、島旅の楽しいところかもしれませんね。
タコ・フグマンホール
日間賀島のマンホールは、タコとフグの2種類の模様です。
これがすごくかわいくて。Yちゃんは見つけるのがとても上手で、何度もシャッターを切っていました。
島の色んなところにあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
タコ駐在所
タコをモチーフとした駐在所も、ひと際目立つかわいい建物。
西港から歩いて4分ほどのところにあります。
2階部分は駐在さんの住居だそうです。
なんだか、ほのぼのしていて、そういうところも素敵な島だなぁと思います。
安楽寺(たこ阿弥陀)
昔、地震で海に沈んだといわれる寺の仏像が引き揚げられた際に、一匹の大ダコが仏像を守るように抱きついていたという言い伝えがあるそうです。
日間賀島ならではのお話ですよね。
以来、島民の方々は、このお寺の仏像をタコ阿弥陀として祀り、大漁と安全、子孫長久を祈願されているんだとか。
以前伺った際には、このような御朱印をいただきました。(C君とMちゃんには外で待っていてもらいました。)
タコモニュメント
日間賀島には、西港と東港があるのですが、それぞれに「歓迎タコのモニュメント」があります。
東港は左手、西港は右手をあげているそうです。
私たちは復路の西港で記念撮影しました。
愛犬にやさしいおススメ宿民宿「たかせ」さん
この旅でお世話になったのは、民宿「たかせ」さん。
島のなかでも少ない犬同伴OKの宿なので、わんこ連れの方がとても沢山宿泊されています。
※私たちが泊まった日は、殆どの方がわんちゃんを連れていた気がします。
このお宿の嬉しいところは、愛犬と同じ部屋で宿泊できるのはもちろん、ご飯も一緒に食べられるところ。
夕食も、朝食も、宿泊した部屋の近くの別の部屋に用意いただいて、家族でゆっくり食事をすることができました。
食事は、朝も夜も本当に美味しくて、特に夜はこんなに!というほどのお刺身の盛り合わせや、もちろんタコも頂き、お腹がはち切れんばかりにいっぱいになりました。
お風呂は温泉になっていて、家族風呂(貸し切り)だったので、ゆっくりできました。(温泉、というのが嬉しくて、私は一人で朝も入りました)
夜は、宿から少し離れた場所で女将さんのマッサージを予約して受けました。(※マッサージは要予約です。)
ご自身でDIYしたという素敵な空間で受けられるマッサージはとっても気持ちよく、特にヘッドスパは眠りそうになるほどでした。
その日は満月で、寝る前にCくんも一緒に海辺を少しだけ散歩してからみんなで休みました。(民宿は海から歩いてすぐの場所です)
Cくんは久しぶりの旅行がよっぽど嬉しかったのか、夏休みの子どものように、ずっとはしゃいで、夜はお利口に寝てくれました。
「(もし)台風が来たら、その日はもう店じまいして、自然に逆らわず、自分たちも無理しすぎないように生きていく」
と仰っていた女将さんのお話が印象的で、人だけでなく、犬にも嬉しい気遣い・心遣いがされている、やさしくて素敵な、またお邪魔したいお宿でした。
*民宿たかせ
日間賀島 民宿たかせの料金一覧・宿泊プラン – 宿泊予約は<じゃらん> (jalan.net)
冬の日間賀島名物「ふぐ」を食す
12月、Cくんを連れて1年のお疲れ様会を兼ねて、再び日間賀島の民宿「たかせ」さんへお世話になりました。
今回は河豚を頂くプランで、てっさやてっちり、ふぐの唐揚げやマリネ、ふぐが入った茶碗蒸しなど、夜も朝も河豚を堪能してきました。
前回同様、食事前にお風呂(温泉!)を済ませ、部屋で一杯ビールを飲んでから、食事をする個室へ。もちろんCくんも一緒です。
日間賀島オリジナルの日本酒に、かわいいお猪口でご機嫌になりながら、美味しいふぐも頂き、お酒もすいすい進みました(日本酒が合う!)。
海や船が好きなCくんは今回も大喜びで、部屋でもおおはしゃぎでかわいかったです。
番外編 日間賀島のおすすめお土産
今回は、帰りの船に乗る前に入ったお土産屋さんで『多幸福まんじゅう』を初めて買ってみました。
タコとフグの形のカステラのような生地の中に、皮むきあんというなめらかなあんが入っているおまんじゅうでした。優しい味でとっても美味しかったです!
見つけたら食べてみてくださいね。
今年は1年のうちに春も、
冬も日間賀島を訪ね、
季節によって違う島の表情を感じることができました。
そしてどちらも、本当にのんびりと島時間を満喫することができました。
Cくんが喜ぶのもとっても嬉しいので、また来年もふたりと一匹で島旅ができればと思います。
おしまい