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わたしたちの体験談

ふたり暮らしの家事分担(家事タスク108)

2022.06.25

BY M-chang & Y-chang

家事分担について考える

最近、あるワークショップで、家事分担について考える機会がありました。
今まで家事のことを二人で話し合ったことはなく、私たちにとっては、とても新鮮な体験でした。

家事は毎日まいにち繰り返されるもの。
生活を支える大事な仕事。

これからもずっと仲良く暮らしていくために、不満をためこまないよう、普段からどちらかに負担が偏っていないか、時には確認することも大事だね、と話し合い、今回「家事タスク分担表」をふたりで作ってみました。

かなり手作り感溢れるツールですが、
彼女やパートナーと暮らしている方々や、
これから同棲を考えている方の、
生活のヒントやモノサシに少しでもなればうれしいです。

私たちがつくった「家事タスク108」

導入でお話ししたワークショップでは、なるべく家事を細分化し、可視化させることが大事、というお話だったので、二人で、「家事のタスク」をまずは100個洗い出す、ということを目標に作業をはじめました。

例えば、洗濯一つをとっても「洗濯機をまわす」「洗濯物を干す」「洗濯物をたたむ」「洗濯物をしまう」ことから「洗濯洗剤を詰め替える」までの粒度で考えることが大事(それひとつひとつがれっきとした家事タスク)というお話で、あっという間に結構な家事の数が埋まっていきました。

編集は、Yちゃんが共有してくれたスプレッドシートで共同で行ったのですが、各自自分のノートPCで同じシートに「家事タスク」を書き込んでいく中で、途中からは、自分がやっている「家事」を一つでも増やそうと必死で(特にYちゃん)、最後はもうラップバトルさながらでした笑

Yちゃん
ほんとうは100個のタスクを出そうとしていたのですが、
こまかーく考えているうちに、煩悩の数になってしまいました。

こうして私たちの「家事タスク108」が完成しました。

私たちの家事分担について

私たちもやってみました。こちらが結果です!※MはMちゃん、YはYちゃん、2は2人が担当しているタスクです。

実際にこのタスク表をつけてみて、はっきりとしたのは日常的には私(M)の方が家事を多く担っているということでした。薄々感じてはいたものの、こうやって可視化されると分かりやすいですね。

Yちゃん
Mちゃんが私のほぼ2倍色々やってくれている。。。oh


Yちゃんと暮らしはじめたのは、7年前。同棲する前、Yちゃんは東京でかなりハードな暮らしをしていました。(仕事で徹夜して帰ってこないこともある本当に心配な生活・・・)。

彼女は私との同棲を機に独立したのですが、最初はあまり家事に積極的な方ではありませんでした。そこに時間をかけられるような生活をそれまで送れてこなかったのだから、当然だと私は思っていました。

それでも少しずつ、色んな家事を自らやるようになり、今では私の仕事の繁忙期に、Yちゃんがご飯を毎日全部作ってくれることもあります。

元々器用なタイプなので、凝ったお料理も作ってくれるし、パパっと時間をかけず美味しい食事を作ってくれるようにもなり、本当に感謝しています。

Mちゃん
同棲したての頃は、もっと私の家事量が多かったのですが、今では「食」や「住」の家事についても分担して、二人で行うタスク数が最多になりました!

唯一の不満と言えば、Yちゃんの「曜日感覚」が薄いこと。

今のマンションは、管理がしっかりしていて、24時間いつでも住人がゴミを出せる専用場所があるので助かっていますが、東京で暮らしていた家は、朝8時頃にゴミ収集車が来ていたため(地域で一番時間が早かったのかもしれません・・)私が慌てて出しに行くことが多く、モヤっとしたりもしていました。(しかも週2回の「可燃ごみ」回収のうち、一回は土曜日で、週末の朝にゆっくりできないプレッシャーが…)。

ゴミ回収の曜日から解放され、今ではお店や公共施設が閉まっている日、Cくんの動物病院の休診日などをついつい忘れるYちゃんに、時々注意するくらいになりましたが。

Yちゃん
ほんとにほんとにごめんなさい!これから気をつけます。
C君
ぼくの夕方のお散歩は、ふたりで連れて行ってくれることが多くて楽しいよ♪

タスク表をふたりで整理したあとの“小さな変化”

こうして「家事タスク108」をやってみて、少しですが私たち(主にYちゃん)の意識に変化が生まれました。

洗濯については、私の方が早起きなので、私が洗濯機をまわすことが必然的に多いのですが、今朝は、洗面所からYちゃんが「今日洗濯するよね?何かあれば持ってきてー」という声が聞こえてきました。

こうやって意識するだけでも、随分違ってくるものですね。

私たちがつくった「家事タスク108」には「子育て」の項目が入っていないのですが、お子さんを育ててみえる方は、ここに更に多くの家事が加わるということですよね。

パートナーと楽しく暮らしていくために、助け合いながら、家事していけたらなと改めて思いました。


▼以下より、私たちがつくった「家事タスク108(PDF)」がダウンロードできます。
よかったら時間のある時に、彼女やパートナーさんとやってみて、偏りがないか、チェックしてみてくださいね^^

家事タスク108 PDF

※それぞれの暮らしに合わせて追加したり削除したりして調整してくださいね:)

Yちゃん
どちらがどのタスクを担当しているか話し合っている時、ちょっと険悪になる瞬間があったので、みなさんもお気をつけください!笑

今回は「家事分担」について、お届けしました。

 

最近は、共働きのふうふに向けた「家事シェアアプリ」などもあるようですね。

 

「家事に対する意識の違い」は、
小さなことでもお互いの不満になりがちだからなのかもしれません。

 

カップルやふうふの形の数だけ、
いろんな分担方法があるのだと思いますが、
楽しく暮らし続けていくために、
私たちもまた1年後などに「家事タスク108」を見直せたらと思います。
(その頃にはきっとまた、新しいタスクが増えている気がします)

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